どうも、ひげづら(@higedura24)です。
決算シーズンがくると今日はどの会社が決算発表で、注目企業はどこで・・・と調べなければならず非常に大変ですよね。
決算発表によって流れが大きく変わる可能性もありますし、良い決算ならなるべく早めに乗っておきたいもの。
そこで今回は「手間なく決算発表予定を確認して売買に役立てる方法」をお伝えします。
非常に簡単かつ実践的な知識ですので、初心者さんはぜひご参考下さい。
決算発表予定を日毎チェックする方法
まず決算発表予定を簡単に確認する方法をお伝えします。
方法と言っても本当に簡単で、「SBI証券のスマホアプリを見るだけ」です。
まずはSBI証券のスマホアプリを開き、下部のメニューから銘柄検索ボタンを押します。
そのあと右上の「決算日」をポチッと押して下さい。
すると上記のような画面が出るので、あとはお好きな日にちを選択して予定となっている企業を見ていくだけですね!
この機能の良い所はいちいち当日決算予定日になっている企業を調べなくてもいいだけでなく、
- 通期予想
- 現状の実績値(期名)
- 進捗率
まで載せてくれている点です。
また、発表予定時間まで載っているので
- ザラ場後の発表
- ザラ場中の発表
のどちらなのかまで一覧でわかってしまうところが特に素晴らしいですね。
もちろんタップすれば個別銘柄画面にさっと飛べますので、そこから
- 四季報の情報
- 各種指標の状況
- チャート
- 時価総額
など基本的な情報も素早く手に入ります。
加えて適時開示書類もPDF貼りつけされているので中身の確認もカンタンです。
この機能を使えばスイングだろうとデイトレだろうと決算発表を基点にした売買がスムーズに行えちゃいますね。
ザラ場の決算発表をデイトレに活用
例えば2020年5月20日には日本水産が決算発表をザラ場中(13:00)に行いました。
日本水産の5分足チャートを見てみると・・・
ばっちりと決算発表に反応していて、大きく株価が上がっていますね。
特に大きな陽線は13:10のローソク足なのでそれなりに時間差があって反応したケースと考えられます。
後場寄りの12:30から陽線引き始めてるのがかなーり気になりますが、まぁそんなこともあったりなかったりする世の中なのでしょう。
決算発表にすかさず乗るデイトレのコツとしては「決算内容はほとんど見ない」ということです。
語弊があるかもしれないので言い直すと「値動きを重視して順張りすること」ですね。
決算内容が良いことに越したことはないのですが、正直言って最近の日本株は決算が良かろうと悪かろうとどうなるかわからない側面があります。
ちなみに日本水産の決算内容は
- 2020年3月期:経常利益1.8%増益(コンセンサスを5.3%上回る)
- 2021年3月期:16.7%減益(コンセンサスを11.9%下回る)
というものでした。
今期は良かったけど来期が微妙というイメージで、決算発表後の値動きが上か下か判断するのはちゃんと調べないと難しいでしょう。
だからこそデイトレは値動き重視で考え、素直に乗ってさっと出るのが適切ではないかと思います。
仮にサプライズ決算であれば即座に値動きに出てくるので、自分で確認せずとも「良く受け止められてそうだな」と思えばそれで大丈夫です。
日本水産以外の同日に決算発表を行った企業にはJXTGホールディングスもあって・・・
13:00反応の上昇から同じような流れになっています。
注意点
この方法の注意点としては
- 板が薄い銘柄には適用しない
- 引け間際やお昼休憩中の場合は慎重に
- 買いか売りかの判断はその場で行う
- 深追いしない
といったことですね。
特に板が極端に薄い銘柄はデイトレ向きでないので気をつけましょう。
また、12:00(休憩時間)に発表というケースはよーいドンで後場が始まっているので、スタートラインは同じです。
買いか売りかの判断は雰囲気なので、ある種の決算ギャンブルと言っても過言ではないかもしれません。
当たり前ですが、デイトレの際はくれぐれも
- 板つきや歩み値
- 保ち合い具合
までチェックして、ダメだと思ったら損切りをするようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は手間なく決算発表予定の企業を確認してデイトレやスイングに活用する方法をお伝えしました。
SBI証券のスマホアプリでは任意の日付で決算発表予定が簡単に調べられ、なおかつ発表時間や進捗率まで掲載してくれています。
ザラ場中の決算発表の場合は瞬時に順張りすることで利益を得やすいですし、デイトレをしないまでもこういった情報がスマホアプリで簡単に調べられることは嬉しいですよね。
決算ギャンブルの一種かもしれませんが、お遊び程度にやってみるとそれなりに楽しめます。
ただし板付きが薄い銘柄には注意して、通常のデイトレと同じようにしっかりとリスク管理していきましょう。
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