どうも、ひげづら(@higedura24)です。
Twitterを見ていると「追証に気をつけよう!」という言葉をよく聞きます。
私もそれには同感で、しっかりと資金管理せずに追証になると大変なことになるでしょう。
一方で、追証に関連する言葉として「不足金」というものがあるのをご存じでしょうか?
この記事では
- 追証と不足金の違い
- 追証や不足金がなぜ怖いのか
を書きました。
追証が怖いことは知っているけど、なぜ怖いのかは知らない・・・そんな方はぜひご参考下さい。
追証と不足金の違いとは
まず追証と不足金の違いからお伝えします。
追証とは
追証とは「証券会社が設定している最低保証金率を下回ったので追加で保証金を払ってください」という意味です。
信用取引は証券会社に「委託保証金」というものを差し出すことで行っています。
この委託保証金の最低割合は証券会社ごとに違い、これが「最低保証金率」です。
信用取引を行った当初はこの最低保証金率を上回っているわけですが、
- 信用売買した銘柄の株価が大きく動いた
- 高いレバレッジで含み損を被り、委託保証金維持率が大幅に減った
となれば、状況は変化します。
信用取引でレバレッジを掛けていたということは、預かり資産以上の損失が発生する可能性もありますよね。
もし、最低保証金率を下回るほどの含み損であった場合は担保が足りていないわけです。
そこで証券会社は、あなたに「委託保証金が足りないから追加保証金をくださいね」と連絡します。
これが「追証」と呼ばれているもので、語源は「追加保証金」です。
追証は原則として「発生から2営業日以内に入金すること」という決まりがあります。
預金口座にある分で補填できれば問題ありませんが、そうでない場合は大変なことになりますね。
だからこそ追証にならないように資金管理する必要があり、無駄なレバレッジは掛けるべきではないのです。
不足金とは
信用取引の失敗談では「追証」が有名ですが、その一方で「不足金」という言葉もあります。
不足金とは「預かり資産が確定損失よりも不足していますよ」という意味です。
追証が含み損で発生してしまうのに対し、不足金は確定損失で発生するという違いがあります。
現金余力が全くない状態でそれなりの損失を確定すると、
- 預かっている残りの現金で損失を埋めることができない
- 不足金の分だけ入金する
- もしくは現物株を処分して余力を増やす
といった流れになるわけですね。
信用取引の損失を確定する場合には「余力がどれくらい残っているか確認し、受渡日に不足金が出ないようにする」必要があります。
また、余裕資金で株式投資をしていない場合は思わぬトラブルとなる可能性がありますよね。
生活資金にまで手をつけて株を行っていると、思わぬタイミングで発生した不足金が支払えない・・・なんてことも考えられます。
追証や不足金が発生したらどうする?
もし追証が発生した場合、
- 追証の原因となった建玉を決済する
- 建玉は決済せず、最低保証金率を上回るラインまで入金する
といった対応が必要です。
もし入金もしなければ決済も行わないとなれば、証券会社側で強制決済という流れになります。
また一度発生した追証には対応する義務があり、2営業日以内に株価が戻ったとしても決済や入金義務は解消されません。
追証や不足金の解消ができない場合は、
- 新規取引や出金などの強制停止
- 保有資産の現金化
- 証券会社へ分割返済の交渉
といった流れになるようです。
要はあらゆる資産や現金を差し押さえられ、借金生活ですね。
もし分割返済を拒んだり、滞ったりした場合は法的措置を取られるケースもあるようです。
投資をする以上は自己責任で、そういったことにならないように気をつけるべきでしょう。
追証ラインが最低水準のおすすめ証券会社
そもそも無駄に大きな信用取引をしないことが大前提ですが、時には勝負をかけることもあるでしょう。
そういった場合、追証となる最低保証金率が低ければリスクを低減できます。
最低保証金率が低く、その他の手数料やサービスやツールが優れている証券会社のおすすめは楽天証券ですね。
最低保証金率は20%と業界最低水準で、信用取引の手数料も安いです。
取引ツールはスマホもPCもトップクラスですので、メイン口座に最もおすすめできます。
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必ず持っておいた方が良い証券会社と、自信を持っておすすめできる数少ない証券会社のひとつです。
まとめ
いかがでしたか?今回は追証と不足金の違いをご紹介しました。
証券会社にならないようにしっかりと資金管理をし、追証や不足金が発生しないように気をつけましょう。
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