どうも、ひげづら(@higedura24)です。
銘柄スクリーニングで良い銘柄を見つけた!
ファンダメンタルズも良好!
信用倍率もその他も良し!
・・・あれ?どこで買えば良いの・・・?
こんなパターンが株初心者さんではありがちです。
せっかくスクリーニング方法やファンダを勉強したのに、エントリータイミングが悪くてすぐに大きな含み損を抱えてしまってはやりきれないですよね。
そこで今回は簡易的なエントリーポイントの見つけ方をご紹介します。
株もFXもチャートの状況を加味しつつ、基礎的なエントリーポイントの考え方を当てはめていきましょう。
FXや株におけるエントリーポイントの見つけ方土台とは
株やFXの値動きを考える際にいくつか基本概念があります。それは
- ボックス理論:一定の安値高値で推移する値動き
- ブレイクアウト:ある高値を更新する値動き
- トレンドライン(チャネル):トレンド中の安値高値を結んでできるライン
- フォーメーション:三角保ち合いなど、株価が時間や価格を調整するために形成する特徴的な形
というもので、これらはトレードの土台となる考え方です。
実はこれらの概念は上記の順番通りに流れとして考える事が可能です。あくまで簡易的な流れを示しただけですが、こちらをご覧下さい。
まず最初に底値圏でボックスを形成することから始まります。これは下降トレンドで株価が下がりきった位置かもしれませんし、上昇トレンドが一旦終焉したあとの調整後かもしれません。
株価は市場の需要と折り合いをつけて、適正価格にとどまるわけですね。そこでもみ合って、再び材料が出たり決算発表でトレンドが再開する流れになります。
トレンドが再開するためには保ち合っていたボックスを抜ける必要がありますよね?
これがブレイクアウトの段階です。株価がボックスブレイクするとトレンド発生が普通ですので、みなさんボックス終わりの初動に着目します。
ブレイクアウトからうまくいくと、トレンド定着する流れです。
トレンド初期では中長期移動平均線まで深く押すこともありながら、高値を更新し安値を切り上げる動きになっていきます。
この安値高値の切り上げこそがトレンドラインやチャネルと呼ばれる動きですね。
トレンドラインは名前の通りトレンドをフォローしてくれるもので、株価をある程度の価格まで連れて行きます。
どこまで行くかは時価総額であったりテーマ性であったり、銘柄背景によるところが大きいでしょう。
トレンドは永遠に続くものではないですし、株価がある程度まで昇ると売り抜けたい参加者が増えますよね。
そこでまたボックス推移に移行したり、特徴的な株価推移を見せてそれらの売りたい人に売らせてあげる時間を与えます。
これがフォーメーションと呼ばれるものです。フォーメーションはいくつもの種類があり、初期の段階ではフォーメーションを形成しているのかすらわかりません。
時間が経過して、株価が安値高値を形成すると段々と浮かび上がり、どうやら保ち合っているらしいなと感じるわけです。
FXや株におけるエントリーポイントの見つけ方はチャートの状況を考えること
もうおわかりかと思いますが、エントリーポイントの見つけ方とは株価がどの段階にあるのかを考えることです。
もちろん、あくまで簡易的に流れを図示しただけですので判断に迷うときもあるでしょう。
しかし、判断に迷うようなブレブレの動きをしているチャートは難易度が高いので触らなければ良いだけです。
値動きが読みやすい素直なチャートを狙えばエントリーポイントも見つけやすいということ。
例えば買いポジションであれば、状況によって
- ボックス理論:安値
- ブレイクアウト:ブレイクライン
- トレンドライン:レジスタンスおよびサポートライン
- フォーメーション:レジスタンスおよびサポートライン
というように目安が出てきますよね。
チャートの状況がわかりやすいものに対して、シンプルなエントリーポイントを見つけていくことが重要です。
チャートの状況を考える際に特に見ていただきたいのは安値高値の状況ですね。
ボックス推移であれば一定の安値高値を超えられずに推移していくでしょうし、トレンド発生ではその安値高値を更新する動きが入るでしょう。
また、ダウ理論で言われているようにトレンド中は安値高値を更新し続ける動きになるはずです。
安値高値の更新が確認できているうちはトレンドラインを考え、更新が止まったらトレンドが弱っている可能性が出てきますね。
安値高値の変化パターンは、
- 安値高値切り下げ
- 安値高値切り上げ
- 安値切り上げ高値切り下げ
- 安値切り下げ高値切り上げ
といったパターンがあるので、状況によってどのフォーメーションになりそうかの判断材料にもなりやすいです。
FXや株におけるエントリーポイントの見つけ方の実例
では実際にどのようにエントリーポイントを探すのか例を見てみましょう。こちらをご覧下さい。
このチャートは下降期のあと、底値圏でもみ合っているチャートです。いわばボックス理論を適用する段階ですね。
もともと業績が良い銘柄ですので、もしこの銘柄を狙っていた場合はこういった「もみ合いが継続される期間の安値付近」で打診買いする流れになりますね。
結果的には決算がトリガーとなり・・・
このようにストップ高でブレイクしましたが、このストップ高はエントリーするところではないでしょう。
もしエントリーするとしたらストップ高のあとの初押し部分ですので、基本的には中長期移動平均線を目安にします。
中長期移動平均線付近まで落ちてこなければ無理をせず、その後の安値高値の状況を見ながらラインを引いていく流れです。
今回の場合は・・・
長期線まで押し目を作ったあと中期線に支えられるように上昇したので、こんなトレンドラインを引いてみました。このとき安値高値を切り上げて推移していることに注目ですね。
その先の値動きを見てみると・・・
引いておいたトレンドラインまで落ちてくる値動きが入っています。ただし、すぐ下に上向きの長期線がありますよね。
したがってサポートラインから長期線でエントリーを探り、その後の反発が確認できるかを観察する状況です。結果的に・・・
サポートラインは抜けたものの長期線で反発する値動きとなり、その後はフォーメーションに移行するような推移となっています。
エリオット波動理論でも触れられていることですが、
- チャネルをわずかに抜ける動き
- 波動が延長する値動き
は割とあるもので、多少の動きのズレや延長はその他のテクニカルや経験によって許容できます。
ちなみに言っておきますが、このチャートを基に先ほどのシェーマを作ったわけではないですよ。
また、最後のフォーメーションはこの段階ではトライアングルかもわかりません。
もしかしたらサポートラインに向かう動きかもしれませんし、本当に保ち合いを始めている可能性もあります。
ただ値動きを振り返るとレジスタンスライン付近では上ひげが発生し、サポートライン付近では移動平均線や下ひげがありますね。
市場心理としてこのラインが機能していることが容易に汲み取れますから、少なくともトレンド中盤では斜めの価格帯に沿って推移していると判断しやすいチャートではないでしょうか。
狙うのであればこういった素直な値動きを狙っていきたいものです。
そのほかのシェーマに類似したチャートの例は・・・
こんな感じですね。個別差があるものの、底値から明確なトレンドがでているものはこういう形状になるんですよ。
FXでエントリーポイントの見つけ方を実践してみよう
今回のご紹介したような値動きはFXや株で日々繰り返されているものです。
特に4時間足や1時間足、15分足などで意識的に探してみると、明確なトレンドが発生した際の動きとして観察できます。
この形状は最終的に完成された段階で振り返ると、なるほどと思いますがトレード中は慣れるまで気づきづらいです。
素晴らしい価格でポジションを取れてもすぐ利確をしてしまい、価格が伸びたところで早売りだったと気づくこともしばしば。
こればかりは実際の値動きの中でトレードしてみないことには身につくものではありません。
私も未だにやらかすくらいです・・・。
FXであれば値動きサイクルも早く、少額でトレードも可能ですからぜひご自身でお試しください。
トレンド転換のタイミングからしっかり順張りできるとすごく気持ちいいですよ!
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まとめ
いかがでしたか?今回はエントリーポイントの探し方を解説しました。
基本的な概念を組み合わせながら流れを考えていくと、エントリーポイントを探りやすいですね。
なるべく素直で、簡単そうなチャートを狙って値幅を取っていきましょう。
記事で紹介した基本概念については
- 株のボックス理論とは?ローリスクローリターンで稼ぎたい人必見!
- ブレイクアウトとは?株の基本的な手法を知っておこう!
- 株とトレンドライン!引き方のコツを教えるから適当に引くのはやめましょう。
- トレンドラインとフォーメーション分析!覚えるだけで値動きがわかる身につく!
でそれぞれ解説していますので、まだお読みになられていない方はご一読ください。
それではまた!